美人、勤勉、成績優秀な鏑木都 (SUMIRE)。大手化粧品メーカーに勤め人望厚き働き盛りの30歳、年収1000万円超えの “高収入バリキャリ女子” である主人公。そんな彼女は、とある絵画に出会ったことで一念発起し、画家になるという夢を叶えるべく東京藝術大学を目指すこととなる。美術の道を志すことと、勤めている化粧品メーカーでの勤務を両立するという無謀にも見える挑戦を試みる都だが、意を決し入学した美術予備校で出会ったのは、“ザ・才能の塊” である6歳下の青年、平真太郎 (神尾楓珠) だった。その顔立ちの細やかさから通称 “ダビデ” と呼ばれるほどの真太郎。圧倒的な“才能”格差があり、次元の違いすぎる世界で生きる彼の作品に驚愕する都だが、真太郎はなんと藝大を目指し六浪中、さらに性格も苛烈で…!?